久保内医院
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総コレステロール:正常域 120〜219mg/dl
特発性高コレステロール血症、糖尿病、甲状腺機能低下症、閉塞性黄疸で上昇、肝硬変、肝炎、甲状腺機能亢進症、低栄養で低値となります。直前の食事ではそれほど影響はありませんが、動物性脂肪の摂取が多い食生活で上昇します。動脈硬化性疾患と密接な関係があり、以前より正常域が下げられています。
HDL-コレステロール:正常域 35〜80mg/dl
血管壁に貯まった余分なコレステロールを肝臓に逆転送するいわゆる善玉コレステロールです。高TG血症、糖尿病で低下します。食事の影響はあまり受けません。
→脂質代謝3
LDL-コレステロール : 正常域 60〜140mg/dl
血管壁を始め諸臓器にコレステロールを転送するいわゆる悪玉コレステロールです。検査結果が無い場合は、総コレステロール−HDLコレステロール−中性脂肪×0.2(中性脂肪が400以上の場合は×0.16)で算出してください。
→脂質代謝2
トリグリセライド(TG、中性脂肪):正常域 50〜150mg/dl
食事の影響を強く受けます。早朝空腹時の採血により評価しますが、前日夜の脂肪、アルコール摂取は避けてください。
→脂質代謝1
血糖:正常域 65〜110mg/dl
高血糖は、インスリン分泌低下、インスリン感受性低下等により起こり、末梢組織では糖の利用低下が起こっています。副腎、下垂体ホルモンの異常や肝機能障害でも起こり得ますが、多くはインスリン分泌に関わる
糖尿病
に関連しています。低血糖はインスリン過剰分泌か肝機能不全、飢餓状態によります。食事摂取により上昇し、運動、絶食により低下します。利尿剤、鎮痛剤、高脂血症治療薬の影響を受けることがあります。
ヘモグロビンA1c :正常域 4.3〜5.8%
赤血球中のヘモグロビンが血液中に存在する120日間の間にブドウ糖と結合し糖化ヘモグロビンを生成。血糖値に比例して上昇します。その値は採血直前1ヶ月間の血糖値が50%、その前の1ヶ月間が25%、さらに前の2ヶ月間が25%寄与しているとされます。一般的には採血直前の1ヶ月間の指標とされていますが、赤血球の寿命が120日間ですから、実際には直前1ヶ月間の影響は大きいものの過去4ヶ月間の血糖値に左右されます。
尿酸: 正常域 男性3〜7mg/dl、女性2〜7mg/dl
プリン体の代謝産物です。尿酸産生量増加(プリン体の過剰摂取、組織破壊亢進)、尿酸排泄量の低下により上昇します。激しい運動や飲酒により上昇します。悪性腫瘍や白血病、抗癌剤でも上昇を来します。高度に低下している場合は尿酸合成酵素の欠損症が疑われます。
一般的に、高尿酸血症はプリン体の過剰摂取による痛風が多いのですが、過食、アルコール多飲、肥満を認めることが多く、糖尿病、高脂血症、糖尿病、高血圧の合併が多く見られます。また、成人病の研究により尿酸高値の人に狭心症や心筋梗塞、脳血管障害が多いことが判っています。
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