
肛門(肛門縁)とは外から見て穴のあるところを指しますが、その解剖は割と複雑です(図1)。お尻の皮膚(@)は腸(直腸)の粘膜(A)と連続しており、その境目を歯状線(B)といいます。歯状線の上下でその機能、性質は全く異なる事となります。門の開け閉めは主に内括約筋(C)(腸の筋肉と連続しています)と3つの外括約筋(D)の輪状筋が行いますが、その周りを肛門挙筋群(E)が覆っています(お尻を締めると上に挙がる因になります)。その神経はかなり繊細でガスと便(性状)の区別をつけ、殆ど(?)失敗はありません。またその皮膚は感染に強く傷の治りも早い特徴があります。